「筋トレは人生を変える」「筋肉は裏切らない」──そんな前向きな言葉が飛び交う筋トレ界隈。
一見すると、ストイックで健康的な人たちが集まっているポジティブな世界に思えますよね。
でも実は、SNSなどでこの界隈をのぞいてみると、陰湿なマウント合戦や過激な言動、ボディ批評などが目につく場面も多く、苦手意識を持つ人も少なくありません。
「筋トレ界隈って、なんか気持ち悪い…」
そんな印象を持たれてしまう背景には、どんな文化やトラブルがあるのでしょうか?
この記事では、筋トレ界隈が陰湿・気持ち悪いと言われる理由と、実際によく起きている炎上のパターンについて、分かりやすく解説していきます。
筋トレ界隈は陰湿で気持ち悪い?
筋トレ界隈は明るく快活なイメージですが、一部で陰湿で気持ち悪いと言われています。
- 知識マウントが横行している
- 他人の体型をバカにする風潮
- ストイックさの押しつけが重い
- 自撮りと露出文化への抵抗感
- 筋トレが宗教のように語られる
知識マウントが横行している
筋トレ界隈では、トレーニングの正しいフォームやサプリの知識などに強いこだわりを持つ人が多いです。
そのため、初心者が投稿した内容に対して、「それじゃ効かない」「ケガするよ」などと指摘コメントがつくことがよくあります。
もちろんアドバイスのつもりの人も多いですが、言い方が上から目線だったり、攻撃的な口調になると“マウント”と受け取られてしまいます。
結果的に、新しく筋トレを始めた人が萎縮して投稿をやめてしまうこともあるため、「陰湿」と言われてしまう原因のひとつです。
他人の体型をバカにする風潮
筋トレ界隈では、理想のボディラインや筋肉量を重視する傾向が強いです。
その一方で、太っている人や筋肉が少ない人を見下すような発言が見られることがあります。
とくにSNSでは、「細すぎて草」「デブが筋トレ語るな」といった露骨なコメントが炎上することもあります。
こうした発言が目立つと、筋トレ=見た目至上主義という印象が強まり、「気持ち悪い」と感じる人も出てくるんです。
ストイックさの押しつけが重い
筋トレ界隈には、毎日ジムに通い、食事管理を徹底し、生活全体を筋トレに最適化する人も多くいます。
そのストイックさは魅力でもありますが、「筋トレしないのは甘え」「筋トレしてない奴に人権はない」といった極端な発言が出ることもあります。
こうした“筋肉至上主義”が前面に出すぎると、見ている側は「自分が否定されているようでキツい」と感じてしまうことがあるんです。
自撮りと露出文化への抵抗感
筋トレ民の中には、鍛えた体を誇りとしてSNSにアップする人が多くいます。
フィジーク風のポージング写真や、トレーニング中の裸に近い写真も日常的に見かけます。
もちろん本人にとっては努力の証ですが、「やたらと脱いでる」「ナルシストっぽくて苦手」と感じる人も一定数います。
とくに一般層の感覚では、過剰な露出に違和感を覚え、「気持ち悪い」と思われることがあるんです。
筋トレが宗教のように語られる
筋トレ界隈ではよく、「筋トレで人生が変わった」「筋肉は全てを救う」といった表現が使われます。
ポジティブなメッセージではありますが、過剰に語りすぎると“筋トレ教”のような印象を与えてしまうことがあります。
そうした投稿に対して、「そこまで持ち上げるのは怖い」「ちょっと宗教っぽくて引く」といった反応が出ることもあり、界隈への違和感に繋がっています。
筋トレ界隈でありがちな炎上
筋トレ界隈はしばしば炎上していて、具体的には以下のような炎上案件があります。
トレーニング知識の押しつけによる論争
ボディ批評・体型いじりが問題になる
食事や生活スタイルの強要が炎上を招く
露出やマナー違反の投稿に批判が集まる
トレーニング知識の押しつけによる論争
筋トレ界隈では、トレーニング方法やフォーム、栄養管理に対するこだわりが非常に強い人が多いです。
そのため、他人の投稿に対して「そのやり方は間違ってる」「非効率」といった厳しい指摘コメントが飛び交うことがあります。
本来はアドバイスのつもりでも、口調がきつかったり、見下したような言い回しになると一気に炎上に発展するケースが多いです。
特に、初心者が被害に遭いやすく「新参潰し」だと批判されることもあります。
ボディ批評・体型いじりが問題になる
筋トレ界隈では、体型や筋肉の状態を他人が勝手に評価・批評する風潮が一部にあります。
「それで絞れてるつもり?」「腹筋が甘いね」などのコメントが、当人の努力を否定するものとして大きな反感を買うことがあります。
特に女性に対してのルッキズム的発言や、無断転載して体型をいじるような行為は、即炎上の火種になります。
見た目を重視する界隈だからこそ、言葉選びが原因でトラブルになるケースが多いんです。
食事や生活スタイルの強要が炎上を招く
筋トレ民の中には、「この食事法じゃないと効果が出ない」「夜更かしは筋肉の敵」などの極端な主張をする人もいます。
そのような内容を絶対的な正解として語ってしまうと、反発やツッコミが殺到し炎上することがあります。
たとえば、「朝食はプロテインだけで十分」などの投稿が健康論争に発展することもあり、炎上しやすい領域です。
露出やマナー違反の投稿に批判が集まる
ジムでの撮影や、筋肉の見せびらかし投稿に対して、「マナーが悪い」「公共の場で脱ぎすぎ」といった批判が集まることもあります。
特に、ジム内での無断撮影・自撮りによる周囲の人の映り込みなどが問題視されて炎上するケースが増えています。
また、トイレや更衣室での過度な露出や、不適切な場所での筋肉アピールなどが“自己陶酔”として嫌悪されることもあるんです。
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