最近SNSで話題になっている「お薬手帳界隈」。
透明なお薬手帳ケースを使って推し活グッズを収納するアイデアに、かわいい、天才的と感じる人がいる一方で、迷惑では?と疑問を持つ声も増えています。
なぜ推し活として楽しまれている文化が、否定的に見られることがあるのでしょうか。
その背景には、医療アイテムという性質、本来の用途とのズレ、そして誤解を招きやすい見た目があります。
この記事では、お薬手帳界隈とは何かを整理しつつ、迷惑と言われる理由や炎上しやすいポイントを分かりやすく解説していきます。
お薬手帳界隈とは

お薬手帳界隈って何?
お薬手帳界隈の意味
お薬手帳界隈とは、透明タイプのお薬手帳ケースを使って、推し活グッズを収納・デコレーションする文化のことです。
主役はお薬手帳そのものではなく、お薬手帳ケースを「推しを持ち歩くためのケース」として再解釈している点にあります。
見た目は実用アイテム。
中身は推し一色。
このギャップが、お薬手帳界隈の大きな特徴です。
なぜお薬手帳ケースが推し活に刺さったのか

お薬手帳界隈ってなんで流行ってるの?
サイズ感がトレカ・データカードに最適だった
お薬手帳ケースは、トレカやデータカードがほぼジャストサイズで入る設計になっています。
折れにくく、ずれにくい。
しかも薄い。
この偶然レベルの相性の良さが、推し活民に刺さりました。
透明で「見せる収納」ができるから
ケースが透明なので、中に入れた推しがそのまま外から見えるのも強いポイントです。
バッグから取り出さなくても推しが見える。
写真を撮るときも映える。
見せる収納と持ち歩きが同時に成立するのが評価されています。
100均で揃って真似しやすいから
ダイソーやセリアなど、100均で完結する再現性の高さも流行の理由です。
お金をかけなくても始められる。
失敗してもやり直せる。
この敷居の低さが、一気に広まった要因です。
お薬手帳界隈の元ネタと広まり方

お薬手帳界隈の元ネタは?
推し活アカウントの投稿がきっかけ
元ネタは、ジュニア担やSTARTO系ファンの推し活投稿が起点と言われています。
「データカードがぴったり入る」
「これ天才すぎる」
こうした投稿が拡散され、真似する人が一気に増えました。
明確な発祥者はいない界隈
お薬手帳界隈は、特定のインフルエンサーが始めた文化ではありません。
便利さに気づいた人たちが、
投稿する。
真似する。
改良する。
この繰り返しで、自然発生的に界隈化したタイプです。
お薬手帳界隈の作り方

お薬手帳界隈はどうやってやるの?
基本の作り方の流れ
よくある作り方は、とてもシンプルです。
まず、透明のお薬手帳ケースを用意します。
次に、トレカやチェキ風カードを選びます。
背景紙やステッカーで余白を埋めます。
最後に、ストラップやキーホルダーを付けて完成です。
型があるからこそ、初心者でも失敗しにくいのが魅力です。
中に入れられる代表的なグッズ
お薬手帳界隈でよく入れられているのは、
トレカ。
データカード。
チェキ風写真。
プロフィールカード。
ステッカー。
薄くて増えがちな推しグッズと、相性抜群です。
なぜここまで盛り上がったのか

お薬手帳界隈が人気なのはなんで?
「薄くて増える」推しグッズ時代に合っていた
最近の推し活は、アクスタよりもカード系が増えやすい傾向があります。
その収納先として、お薬手帳ケースはドンピシャでした。
増えてもかさばらない。
整理しやすい。
持ち歩ける。
この時代との噛み合いが、盛り上がりを後押ししました。
SNS映えしやすかった
透明ケースに推しを詰め込んだ見た目は、写真や動画で一瞬で伝わる強さがあります。
「かわいい」
「真似したい」
この反応が生まれやすく、SNS向きでした。
お薬手帳界隈が迷惑と言われる理由

お薬手帳界隈って迷惑と言わているのはなぜ?
本来の用途と混同されやすいから
お薬手帳界隈が迷惑と言われる一番の理由は、医療用アイテムと推し活グッズの境界が分かりにくい点です。
外見がお薬手帳そのものなので、本当に医療で使う物だと誤解されやすいんですよね。
とくに医療従事者側から見ると、
「これは本物なのか」
「中身は確認できるのか」
と判断が必要になり、手間が増える可能性があります。
医療現場で誤解や混乱が起きる可能性があるから
薬局や病院では、お薬手帳は正確な服薬情報を確認するための重要なツールです。
そこに、
トレカ。
ステッカー。
装飾物。
が入っていると、情報確認の妨げになるのではと感じる人もいます。
実際に使う場面を想像すると、迷惑だと感じる意見が出るのも無理はありません。
「お薬手帳を軽く扱っている」印象を与えるから
お薬手帳は、命や健康に関わる記録を残すものです。
それを推し活アイテムとして扱うことに、
「不謹慎」
「軽率」
と感じる人もいます。
特に、医療や病気に対して真剣な経験がある人ほど、抵抗感を持ちやすい傾向があります。
公共性の高い物を私物化しているように見えるから
お薬手帳は、個人の物でありながら、医療という公共性の高い文脈で使われる存在です。
それを強くデコレーションしてSNSに載せる行為が、
「TPOを考えていない」
「内輪ノリが強すぎる」
と受け取られてしまうことがあります。
結果として、界隈全体がマナーが悪い印象を持たれやすくなるんです。
一部の過激な投稿が悪目立ちしているから
お薬手帳界隈そのものが迷惑というより、一部の過剰な投稿が目立っている側面もあります。
「本物のお薬手帳として使ってます」
「病院でもこれ出してる」
こうした発言が拡散されると、界隈全体が非常識に見えてしまうんですよね。
多くの人は使い分けていますが、声の大きい少数派が印象を作ってしまうのが現実です。
まとめ
お薬手帳界隈は、実用アイテムを推し活に再解釈した現代的な文化です。
しかし、お薬手帳が医療現場で重要な役割を持つ以上、本来の用途と混同されることへの不安や違和感が生まれやすくなります。
特に、医療現場で使っているように見える投稿や過激な表現は、界隈全体の印象を悪くしてしまう原因になります。
多くの人は使い分けを前提に楽しんでいますが、公共性の高いアイテムであることへの配慮は欠かせません。
お薬手帳界隈は、ルールと距離感を意識することで、より健全に楽しめる文化と言えるでしょう。


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